緊急帝王切開

こんばんは!

助産師のきーまです🙂

夜中から雪の予報だったので心配をしていましたが、今のところ積もりはしない雰囲気でホッとしています。

娘は積もってほしいー!また雪だるま作りたいー!と言っていますが、仕事がある私からすると明日は積もらないでください!と言いたい😭

運転が得意ではないため、雪の日の運転なんて苦行です💦

さてさて。

今日は仕事場で緊急の帝王切開がありました。

昨日陣痛が始まった産婦さん。

子宮口が全開したのに、赤ちゃんが降りてきてくれませんでした。

子宮の入り口は妊娠中は閉じており、お産の準備が始まる頃に少しずつ熟化していき、10cm開いたところが、全開になります。

子宮口が全開になってからも、赤ちゃんの頭が降りてこないことはたまにあります。辛抱強く赤ちゃんが降りてきてくれるのを待ったり、お母さんの体制を変えて赤ちゃんが降りやすくしたり…。

吸引分娩と言って、赤ちゃんの頭に吸引カップを付けて引っ張ってみたり…。

それでも赤ちゃんが降りてこれなかった時には、赤ちゃんと母体の安全を第一に考え、帝王切開になることもあります。

頑張り抜いたお母さんをみんなでねぎらいました。

帝王切開も立派なお産なのですが、このように緊急で帝王切開になったお母さんは、

産んであげられなかった。と

自分を責めてしまうことがあるのです…。

人間は動物なので、その感情は当たり前のことかな、と私は思います。

だけど、赤ちゃんを守ること、お母さんの体を守ること、それが何より大事で優先されるべきことであって、リスクもある中でお腹にメスを入れるわけですから、お母さんは胸を張っていていいんです。

産んであげられなかった…と感じているかもしれないお母さんに私達が声かけをして、お母さんが頑張ったから赤ちゃんは無事なんですよ、と伝えたい!!

どんなお産も素晴らしくて、どんなお母さんも素晴らしいです。

今日のお母さんと赤ちゃんも無事でよかったです!!

あと1分で日付が変わるので、投稿します!!

お休みなさーい🥰

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